【書きかけ】好かった…！ 若者たちとその恋々の小さな物語 下北沢の埃りと、名もなき表現者ワナビーたちの疼きが、見事に描きだされていました
そして、特筆すべきは、その映画技術の高さ…！ 台詞回し、演出、撮影、編集など、非常にレベルが高い
今泉作品ベストに推す人が多いのも、強くうなずける 少なくとも、今泉監督のフォロワーではないボクには、ベストの一作でした
さて… ここまでの作品を撮りあげることのできる監督であればこそ、一言物申す無礼をおゆるしいただきたい… ボクが今泉監督の熱心なフォロワーになれないのは、作品に《向こう側》を感じることができないからなんです 監督は「撮れないものを撮ろうとする狂気、不可能なものを形にしてしまおうとする狂気」に憑りつかれていないのでしょうねキット… 不要といえば不要の、自己破壊的な衝動… しかし、映画の破裂は、そこにしか宿らないでしょう そういう今泉作品をボクは観たいのです
