ま

街の上でのまのレビュー・感想・評価

街の上で(2019年製作の映画)
5.0
全国のサブカルクソ野郎に捧ぐ愛がこれほどまでにこもっている下北沢全開映画。
最近下北に行ってなかったけれどこの映画を見れば下北に行った気になれます。
珉亭から始まり、下北沢THREE、古着屋、古本屋、怪しげなバー、スズナリ、レコードショップ兼カフェ、魚喃キリコ、白鳥座、トリウッドなど…下北沢の名所、文化が出て来る!

若葉竜也も色んな役をやるなぁと。この人と太賀は本当に若手では日本映画によく出ている。今後の日本映画を背負って立つ存在になっている。

ヒロイン4人の立ち位置(こういう日本映画にも出れば、最近メジャーなドラマにも良く出る)が本当に絶妙なキャスティングだなぁと思った。特に関西弁を駆使する城定イハこと中田青渚、最高です。

笑える所もあれば自然に淡々と進んでいく作品。
「佐々木〜」といい、最近はこういう同世代青春映画に凄くやられる。
作品見終わった後にメインビジュアルのポスターを見返すと何だか笑えてくるな。
ま