ステゴサウルス

街の上でのステゴサウルスのレビュー・感想・評価

街の上で(2019年製作の映画)
3.5
エリート、金持ち、天性の才能があるとか。自ら輝ける、照らされる人たちがいる。
ほとんどの人間はそれ以外、その他諸々の混沌から、舞台を照らす人の群れ。

でも群れの中の命にも、等しく時間がある。誰にも見られることはなくとも、確かに存在する無数の生活。舞台には影響のないドラマ。


「君はそのままでいいんだよ」
って言われた気がしたけど、今はこの暗闇で、足掻いてたいんだって思った。
目を輝かせた、未だ照らされない暗闇の中で。