けい

街の上でのけいのレビュー・感想・評価

街の上で(2019年製作の映画)
4.1
前情報何もなく、タイトルとジャケットだけで観ました。

しかし、観終わってから気づきました、「愛がなんだ」の監督じゃん!!!
今作の主人公である荒川が、愛がなんだでも存在感を出していた若葉竜也。いい味だしてるよなぁ、この方。

下北沢を中心とした映画で、最初は下北沢ファンムービーかなと思ってしまうぐらい。サブカルチャーといえば下北沢、というのはもう過去のことで、サブカルチャーなんて言葉は死語になって。

そんな場所を舞台に繰り広げられる、恋愛群像劇。年を重ねるとこんな話もどこか懐かしく感じられる。温かく、優しく、人と人のすれ違いを描く。

ハラハラドキドキではなくて、なんだか浸っていたい、そんな素敵な映画でした。

他のユーザーの感想・評価

pypy

pypyの感想・評価

4.5
古着屋も夜のバーなんかもごくごく当たり前にありそうな世界で、下北の街と溶け込んでる感じがとにかく好き。
それぞれの役名も素敵だし、ラッキーオールドサンの歌も、いい!
あやめ

あやめの感想・評価

4.3
ごく普通の人の生活を、隣の部屋の窓からちょこっと覗くような、なんかこの普通さがすごく好きだったあ〜
Tetsujirou

Tetsujirouの感想・評価

3.4
ザ•サブカル
複雑な人間関係が絡み合う下北ローカル
リアルな人間味の描写がゴイスー
伏線回収してくるんかなーって、最後まで待ってて、おふぅってなった

このレビューはネタバレを含みます

イハちゃんかわいい〜〜

終盤の、青、イハ、マスター、ゆき、イハの元カレのシーンのチグハグな会話とテンポ感が好きだった。
natsu

natsuの感想・評価

2.5
途中まで、まだ観れそうかなって思ったけどやっぱりこの監督さんのは後半辺りからいつも素晴らしいくらいに合わなくなる。
リアルでもフィクションでもヨリ戻す系の恋話は勝手にして下さいとしかなれないし、なんならそれまでのエピソード要らないわってなる。
ぬーの

ぬーのの感想・評価

4.4
映画を見ていてよく時計を見てしまうことがある。あとこの映画は何分なのかが気になってしまうのです。
ただこれはつまらないからとかは関係なくて。なんか気になってしまうんですよ。クセみたいなものです。

そんなわたくしですがこの映画では時計を一度も見ませんでした!!!!どーーーん

それくらい映画に没頭したってことなんでしょうね。

さてさて映画の内容の話をしましょうか。


イハちゃんが!!!!
イハちゃんが至高!!!!
可愛すぎる、好きすぎる!!!!

出会った初日にイハちゃんに家に招待される青。


ふざけんなよおまええええええ!!!!
ずるいだろ!イハちゃんとそんな簡単にお近づきになれるなんてずるいだろ!

ただまあその嫉妬心は一度置いといて、イハちゃんちでのイハちゃんと青の2人の会話シーン。ホントによかった。まじでよかった。

あのシーンずーーーっと見てたかった。ただの会話シーン。だけどこの映画のピークは間違いなくあそこ。何がすごいってカメラの長回し。ノーカットなところ。

全然違うけどセトウツミ思い出した。ただ男2人が会話してるだけなんだけどずっと見てられる感じが似てる気した。
セトウツミも大好きな映画だったからな〜

あとはイハちゃんちから帰宅する時に
イハちゃんの元カレ、青の元カノ、バーのマスターの5人が集結するシーンも良かった!
普通に面白かった。
あとイハちゃんの元カレが鍵渡すシーンも良かった。てっきり太刀の悪い元カレなのかと思ってたけど、あそこでスパッと鍵渡す行動には好感が持てました。

下北に住みたくなる映画。
下北楽しそうだなーなんか行くお店行くお店で店員さんと青が会話してるのとか羨ましかった。あんなに店員さんと仲良くなれるもんなんですかね?

自分は今湯河原で孤独感満載で生きているもので。。。
バーのマスターと仲良くなるのはわかる!!
でも古本屋の店員さんと会話なんて絶対できないよおおおお

青のコミュ力、イハちゃんと一瞬で友達になる偶然力の強さ、結局彼女と幸せに暮らせるエンディング…


嫉妬だーーー!!
嫉妬だーーー!!
羨ましすぎて羨ましすぎて辛いよ〜〜〜
ちくちく ちくちく 
ちくちく ちくちくちくちくちく
ちくちくちくちくちくちく
mizuha

mizuhaの感想・評価

4.1
独特のゆるいテンポと下北沢に住む若者の何気ない日常が描かれていてほんわか見ることができました。
出てくる女の子がみんな雰囲気違う可愛さがあって素敵、、
後半はめっちゃ笑いました😂
下北沢はみんな顔見知りで歩けば誰かにあう、けれどそれぞれの世界に深くは干渉しない、ミクロコスモスみたいな街。田舎みたいな人の距離感もあれば、都会的なドライさもある。そんな下北沢の空気がそのまま形になったような映画。群像劇、会話劇でありながら引きで余白の多い定点の撮り方でモノや空間を役者と等価に移す手法もうまくきいている。どの女優、俳優も良かったけど、劇中で彗星の如く現れ、一気に主人公と距離を縮めるイハ役の中田青渚さんの演技が特に良かった。
SHIORI

SHIORIの感想・評価

5.0
雰囲気が最高につぼ!
飾り気のないそのままの人間模様をみれた
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けいさんが書いた他の作品のレビュー

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3.7

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