久しぶりの今泉監督。
いい。やっぱりいい。
意味のなさそうなシーンや会話もすべて愛おしく感じさせる。
まさに、街の上で出会う人たちの群像劇。
みんなどこにでもいそうな人たちなのに、みんなどこか愛おしい。嫌いになれない。憎めない。
街の上にいるってことは、実はそれだけで、そういう街や人の魅力に包まれてるのかなって思わせられた。
ゆっくりふつうにいきる全ての人を肯定してくれる。
静かであたたかい。
自分は東京といっても田舎の方なので、下北沢には行ったことはない。
下北の古着屋さんに行ったら、ずっと読書ばかりしてる店員さんはいるんやろか。
なんかポパイとか読んで知った気になってるから一回行ってみたいな。
自分の街の行きつけは、パン屋と八百屋と団子屋くらいか。
今、たしかにここにいる。