ゆうたろう

くもりときどきミートボールのゆうたろうのレビュー・感想・評価

4.0
食べ物が空から降ってくるという映画の設定上、ミートボールの竜巻や、ゼリーの家など斬新な絵が多く、そのヴィジュアルの数々を見せてくれるだけで元は取れていたと思う。
お話的には、最後の最後まで序盤の細かい伏線を拾っていくのが丁寧。鶏肉のパワーローダーや、予想外の空中戦など馬鹿馬鹿しいけれども、とても凝っているアクションの数々も楽しめた。
自分が人と違う事で悩むフリントが母の言葉を信じて、世界を救っていく展開や、同じ事で悩み、それを隠していたサムがフリントとのやり取りを通し、本当の自分認めてあげる事が出来るようになる展開など、人と違うことに対しての描写がとても優しかったのが印象的。
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