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グリーン・ナイトのKEKEKEのレビュー・感想・評価

グリーン・ナイト(2021年製作の映画)
4.0
- 赤と緑
- 限られた命と永遠の腐朽
- 血塗られた歴史とセンスオブワンダー

- ア・ゴースト・ストーリーからロウリーのメッセージは共通していて、人生におけるプライオリティの物語
- 逃げ続けた騎士コンプレックスの男が冒険の先に何を見たか
- 最終的に首なんかは重要にならない
- なぜなら首は肉体と精神を繋ぐロープでしかないから
- 真の目的は自分の閉じた歴史の中にある
- 物質からの解放とそれによって齎される視点みたいなものがこれからもロウリーの主題になるのかな
- 今作では首切りゲームという遊びのルールが、主人公を精神的な旅に誘うメディウムになっていた

- 母親と息子の物語にも見える
- 緑の腰紐は臍帯のモチーフみたいに捉えていいんだろうか、ベタすぎる?
- そうとらえると、主人公が血縁や母親のためではなく、自分の出世や保身のためでもなく、もっと大きな未来のために自分の命を使うことを決断できたラストシーンだと解釈できて気持ちがいい

- 音楽すごくよかった
- ファンタジー世界の冒険譚としても単純に面白い
- バリーコーガンの登場シーン引きの画だったけど歩き方で彼だと分かった、すごい俳優だ
- ブルーバイユー以来のアリシアヴィキャンデル、好き
- 個人的にロウリーが起用する女性俳優めちゃくちゃタイプの人ばっかりだ
- 巨人のシーン、進撃の巨人が好きすぎるあまりその日人類は思い出したってナレーションが頭の中に流れた
- てか超大型の登場シーンまんまじゃん?
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