このレビューはネタバレを含みます
これはまた美しい映画ですねコゴナダ監督🥲
いろんな4人家族がダンスするオープニング、あのシュールさ最高じゃないですか?ニヤニヤした。
どこをとっても芸術的で目が離せない。家が開放的で近未来感はあるけど温かみのある設計だったのが印象的。
家族の声のトーンが心地よくて、とても落ち着いた気持ちで観れる。
SFなのにこんなになだらかで温かい映画は初めて。
国籍とか、AIかそうでないかも関係なく、そういうことを問題にするんじゃなくて、誰かを想う気持ちに焦点を当てていた。
ヤンが残した記憶は、彼が覚えておきたいと感じたものだから、感情があったんじゃないかなと思う。人との繋がりや大切だと感じることこそ、大事にしないといけない記憶だし、それこそが人を作ってその人の人生になるんだな。
また新しい価値観を教えてくれた大事な作品です。
終わりは、始まり。