とっぽっき

人生、ただいま修行中のとっぽっきのネタバレレビュー・内容・結末

人生、ただいま修行中(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

フランスの看護学校のドキュメンタリー。

血圧測定や車椅子の移乗、注射のセットの練習…どれもやったなぁってことが講義の様子で出ててなんだか懐かしかった。
でも、基本中の基本の部分を丁寧に教えてくれてる印象があって、私もこんな講義受けれたら良かったのに…って正直思ってしまった。

「患者さんと自分が一番納得のいく看護をする」その大切さが伝わってきたし、患者さんと関わるときに必要なこと(プライバシーの配慮、ボディメカニクス、留意事項とか)を講義や実技と組み合わせて優しくユニークに教えてあげてるような気がして、素敵だなぁって思った。

自分の学生生活と明らかに違うなって感じたのは、実習とそのあとのカウンセリング。

実習は、学生が自分の行きたい科に行ってる?せいか、学生自身がすごい意欲的で、受け持ちなのかは分からなかったけど沢山の患者さんと接する機会があって、注射やカテーテル挿入などの処置もどんどん挑戦させてもらっていて、凄いなぁって感心した。
学生が患者さんに対して、ほとんどの処置をさせてもらうのって日本だとたぶん珍しいことだから、学校で習ったことのほとんどを実施できて、その場で吸収していける環境があるっていうのは本当にすごいことだなって感じた。

カウンセリングは各々が話を聞いてもらいたい先生にアポを取ってる?のか、すごい話しやすそうな雰囲気で、実習を通して感じたこと、学んだことを学生がはっきり答えてて良かった。
学ぶ環境は違えど、やっぱりみんな共通して実習に新しい発見があったり、ストレスを感じてたり…笑

学生が抱えてる問題に一対一で話し合って、言葉に詰まった時には待ってあげたり、代わりの言葉を見つけてあげる。そんな時間があることの大切さを改めて感じた。

全体を通しての感想は、ちょっと淡々としすぎてて、カウンセリングの最初の辺り寝てしまった…ごめんなさい😢

さ〜て!勉強がんばるぞ〜〜!!!!