人生、ただいま修行中の作品情報・感想・評価

人生、ただいま修行中2018年製作の映画)

Each and Every Moment

上映日:2019年11月01日

製作国:

上映時間:105分

3.6

あらすじ

「人生、ただいま修行中」に投稿された感想・評価

看護学校の生徒に密着したドキュメンタリー。日本の学校よりだいぶゆるいというか、普通の学校っぽいです。
それぞれ得意なこと、苦手なこと、想い、などが違って人生について考えさせられる映像でした。

ただ、やっぱり新人さんに担当してもらうのはこわ~い😅誰にでも最初はあるし、こんなこと思ってはいけないんだろうけどこわいものはこわいっていう気持ちだけは許されたい…
フランスの看護学校のドキュメンタリー。調べてみると、フランスでは看護大学なるものはなく看護の専門学校で学ぶらしい。授業スタイルはかなりラフな感じで、日本の学校が軍隊並の厳しさに思えた。学生さんの曇りない看護への思いと実技実習のぎこちなさが初々しくて微笑ましい。

終盤、実習先での様子や日常生活について行われる学生と教員との面談。押し寄せる勉強、生活のための仕事、人間関係のストレス…辛い尽くしの状況を吐露して涙を溢れさせる姿に胸が熱くなる(万国共通の試練なのね…)。そんな学生をどっしりと受け止め的確な助言を差し出す頼もしい教員にもこれまた胸が熱くなる。

移民が多い国ならではの問題など、今後の日本にとっても深く考えさせられる作品だった。
ゆうゆ

ゆうゆの感想・評価

4.2
ナースの仕事は人と真摯に向き合うという事が大前提。資格を得た次の日から 幾ら新人とはいえ 患者さんから見たら皆同じ プロとみなされる厳しい世界。患者さんに自信をもって接するための 数えきれない学びは なくてはならないプロセスだと改めて気付かされます。
初めは基礎技術の演習。普段の何気なく行われている処置をぎこちない手つきで恐る恐る行っている様子が微笑ましい

苦労して入学したり資格を得ても、自信をなくしたり 自分には向いていないと 志半ばで挫折する人が居るのも現状。この映画でのカウンセリングのように、彼らの訴えに傾聴し親身になって寄り添う教員の存在は本当に偉大。そうやって自己を見つめ直し 苦しみを吐露できる環境の重要性をしみじみと実感。
今作の伝えたいメッセージは実は医療従事者だけでなく どんな仕事にも当てはまる話。どんな人にも若葉の時代があり、様々な経験と努力を積んでエキスパートとなるのだと思います
chikawo

chikawoの感想・評価

-
ヒーリング効果ありのデトックス映画。3パートに分かれてるその3パート目がそう。
学生のメンタルケア、人権感覚へのアプローチ。まるで自分がセラピーを受けているようだった。

実習生という立場的弱さ、家族のもとを離れ1人きりで生活する孤独、弱者としてぶち当たる壁、などなど、個人的に思い当たる節があり過ぎて3パート目は静かに涙がボロボロ出てきた。

思いを吐露する学生を見て、壁にぶち当たって悩んだり、人に心ない言葉を投げつけられたり、人間関係に苦しんだりしてるのは、わたしだけじゃないんだ。人はこんな風に受け止めてくれるんだ、自分を否定しなくてもいいんだ、と思えた。

学校の指導官らは、学生の思いを受け止めたうえで、本人らの権利を守るうえで必要なことはきちんと教える。
「あなたは差別や罵倒されるために実習に行ってるんじゃない、学ぶために実習に行っている。現場でそんな扱いを受けているなら、自分を守るために主張することも大切だ。そして学校としてもアクションを起こす。」

実習生である前に1人の人間。そのことを忘れずに、自分を守ることの大切さ。こういう感覚があっても自責が勝ってしまうわたしのような人間には、こうした指導が助けになると思う。あと、座学での指導官の言葉が印象的。

「ドクターに看護倫理に反する指示を受けたら?拒否するべき。あなたがそんな仕事をさせられないために。」

自分の倫理観や権利を守るための心構えの指導。まずは自分を大切にできないと良い仕事はできないもん。

人を助ける仕事をするなら、自分を大切にできないとね。

殻に閉じこもらないでね、のあとの窓の外の穏やかな風景。よかった。

そして、カウンセラーやセラピストの仕事、やっぱり良いなと思った。看護学校の話だけど。

あと、co-producer が日本人のなまえだった。気になる。
看護師の方は勿論、社会人である大人の方々には共感性の高い作品だと思う。
1番凄いと思ったのは、ここの看護学校の教育態勢が手厚いこと。(作品の3章部分。)
座学や基礎的な採血方法などの知識は日本でも勿論あるカリキュラムだと思うけど、実習後の学生と一対一でカウンセリングする時間まで確保している学校はどれだけあるんだろう。
書類だけじゃ伝わらない心境を聞き出して、各々の問題点を把握しようとするあの時間。実習で辛いと感じた経験や、プライベートとの両立に苦しんだ事など、「何でも話せる場」があるのは学生にとってとても救われることだと思った。

学生の人種、性別、年齢はバラバラで、実習現場は一様でないから一応見れたけど、見せ方はずっと単調だったから、作品としての見応えは低いかな。実際少し「これあと何人分続くんだ?」って退屈に感じたし。
mako

makoの感想・評価

3.4
観たい映画が目白押し。1日1本じゃ間に合わないので2本鑑賞。
1本目はパリの看護学校のドキュメンタリー。
ドキュメンタリーは大好きなので観てみましたが映画として面白いとは思えませんでした😅
1,2,3とあり、1,2は看護の基本から始まり実習、研修があり興味深く観ました。
最近自身が入院してたこともあり、看護師の方々にお世話になり、本作で改めて看護の大変さを知りました。
失敗したり、つまづいたり、苦悩したり、でも仲間と楽しく学んだりしながら成長していく彼等の姿を心の中で応援しながら観てました。
3はカウンセラーとの面談で研修での問題点や課題を話し合っていました。
3も興味深い話だと思い観てましたがそれが何人も続いて眠たくなり何度か意識が飛んでしまいました。

看護を目指している方々が観たらより共感して観れるんじゃないかと思いました。
ドキュメンタリーとしては良いのかもしれませんが映画としては…🤔
看護学校なので楽しむというのは違うと思いますが、これまで観てきたドキュメンタリーと違ってそそられるものはありませんでした。



◆雑談
日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞をシム・ウンギョンさんが獲り嬉しかったです。まさかシムさんが獲ると思っていなかったので(私は獲ってほしいと思ってた)驚きました。最優秀主演男優賞も松坂桃李さんで、最優秀作品賞も『新聞記者』。
私は昨年の邦画1位に『新聞記者』を選んでいたので嬉しかったです。


日本語字幕 丸山垂穂
字幕監修 西川瑞希
劇場鑑賞 #21
2020 #36
simpsons

simpsonsの感想・評価

3.6
最後の方でカウンセラーの方に悩みを打ち明けるシーンでは共感できる悩みが多かった。
どんな仕事も大変なのは一緒だと思った。
実習生の段階でカウンセラーの方が付いていて羨ましい。
mmmcy

mmmcyの感想・評価

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フィリベール作品の1本目としてこれを見た人は、どんなふうに感じるんだろう。他の作品も見たいと思わせるものは少なめかもしれないけど、いろいろ見てほしいなーーと思った。私は、『動物、動物たち』を見なおしたくなりました。

感染症ネタとしては、看護師の手洗い方法がとても参考になりました。
いい!

職業としての看護師ってものに敬意を感じるし、職業人として看護師になっていく登場人物たちにもとてもとても敬意を感じる。希望も明るさも頼もしさも感じる。

悩んで壁にぶつかりながら、学んで、選び取って、成長していく姿は、すべての人間に刺さるよね。私もかくありたいね。
年齢、性別、民族、宗教を超え活躍する看護師。
その看護師のたまご達のドキュメンタリー映画。

基本の手洗い・注射や人工呼吸の練習風景、病院での実地研修、面談の三部構成。

研修先で患者さんに注射するシーンの患者の前後の姿に、笑っちゃいけないけど笑った。
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