ジャッキーケン

エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIEのジャッキーケンのレビュー・感想・評価

3.8
伝説の海外ドラマ「ブレイキングバッド」の続編映画
ドラマのラストではその後の詳細が一切分からなかったジェシーピンクマンを主人公にした後日談

ドラマでは描かれなかった空白の奴隷期間
そしてドラマのラストから続く今も描く
後日談でありドラマ後のジェシーのスピンオフとも言える

過去パートではクリスタルメスをウォルターの代償としてカルテルに奴隷のように働かされジェシーのライバル、トッドと空白の期間何をしていたのかが描かれていてドラマの空白をしっかりと埋めてくれていた

現在パートではドラマのラストから直結した展開になっていて逃亡映画。やはりドラマをしっかり見てないor見てからの間が空いてると「こいつ誰だっけ?」「どんなやつだっけ?」となってしまうが謎が謎で終わらずしっかりと役目を果たす描写があるしジェシーに必要不可欠な要員としてめちゃくちゃ良い働きをしてくれた
掃除屋のオッちゃんね

映画としてはメキシカンスタンドオフまでが間延びしていて飽きてくるが終盤が最高
ウォルターがしっかりと出てくるし
懐かしのシーズン初期のあのコンビを思い出すたわいもない会話シーンになぜかグッときた
そして掃除屋のオッちゃんの役目
ジェシーとマイクの信頼関係に胸熱な終着点が素晴らしい
終盤でめちゃくちゃ盛り返した
ドラマの補正ありきだけど最終話のその後とジェシーの結末をやってくれただけでこの映画は評価に値するし「ブレイキングバッド」を見直したくなった