アントラーズのモンカダのレビュー・感想・評価

ギレルモ・デル・トロ製作なので気になって。

小学校に通う少年と、過去に家族の問題を持つ教師との関係を描きながら物語は進んでいく。
終始薄暗いオレゴンの雰囲気がこの先何か悪いことが起こることを教えてくれる。さらに少年の気味の悪さがそれを倍増させる。そこに輪をかけるような、先住民の教えの不可思議さ。
何かある、何かある、何かある、といった予感は軽く想定を超えてくる。

予告を観た時点でも人間以外の何かがいることがわかる。タイトルやポスターからも。ギレルモ・デル・トロなんだから当然か。