この魅力的な邦題でなければ観ることもなかったろうが、観てよかった。
前半は幻想的なきのこの早送り映像で、まったく退屈しない。
(多分)全部実写なのにCGのように美しい。
後半は末期がん患者がきのこで治った的な話になってちょっと退屈になってくけど、標準治療では手の施しようがなくなった末期患者がそういうので奇跡的に回復するという話はまれにあるので、最後の手として試すのはありなのだろう。実際このドキュメンタリーでは治っていた。
さまざまなきのこの映像が流れるなかで、「きのこを恐れる人もいます」というナレーションとともに映る、エイリアンの卵の孵化シーンのようなきのこはなんというのだろう。そこが一番印象的だった。