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オルジャスの白い馬のohanaのレビュー・感想・評価

オルジャスの白い馬(2019年製作の映画)
3.5
TIFF特別招待作品

カザフスタンの大自然と家族。ストーリーを楽しむよりも、情感を優先するらしいカザフ映画の作風で物語は淡々とオルジャスの子ども目線で進んでいく。子ども目線だから大人は大事なことは教えてくれないので、自分でひっそりと真実を知ったりざわざわと何かを感じたりするオルジャスにだいぶ追体験することが出来た。こんな感覚あった気がする。大人に色々教わらなくても自分自身で何かを得て成長する過程を見せてもらった感じ。そういう少年の姿って、なんかいい。

カザフ語と馬を操る森山未來は新境地なんだろうけど馴染んでた。さすが。舞台挨拶来て欲しかったー。

2人の監督による共同作品ということで、Q&Aでは同じ映画を作っているのに考えや感じ方は違っていて聞いてるのが楽しかった。お二人が仲よさそうでほっこり。

ただ、邦題はちょっと違うかな〜
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