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マイルス・デイビス: クールの誕生のhachimitsuのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

ジャズは、そのリズムや、サックスやトランペット渋い音がとても好きで、気がつけば最近では毎日聞いてるのだけど、ただ好きな曲をなんとなく聞いてるだけで、演奏家やジャズの歴史については全くと言っていいほど分かっていない。
でも、そんな私でもマイルスデイヴィスとジョンコルトレーンの名前は知っていたし音楽も耳にしたことがある。

私が今まで聞いていたのは、ドキュメンタリー内で話されていた69年以前の曲だけど、インタビュー内で言い表されていたように、「ロマンチックだけど感傷的でない」音にとても吸い込まれる。

天才かつ努力家、充分すぎる成功をしていても昔のスタイルにこだわらず、「今」を大切に、新しい時代の変化を取り入れたり、異国の音楽に触れればそれを自分の音楽に取り入れるって凄い。
そして彼の苦しみや痛みは計り知れない。
警官による差別の話はとても辛い。

若い時にパリでピカソやサルトルと交流したって…なんという奇跡な時代。。


うまく表現できないけれど、とにかくまた聞いてみようと思う。
音楽って(音楽だけじゃなく他の分野もだけど)、なぜか音から演奏家の心が垣間見れるから不思議。

「死刑台のエレベーター」見たい。
映画の映像を見ながら即興でイメージに沿った音楽を演奏できるなんて、かっこよすぎ…。

また年齢を重ねたらサックスかピアノを再開してジャズに挑戦したいな!
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