マイルス・デイビス: クールの誕生のたんぽぽのレビュー・感想・評価

ジャズ好きにピッタリのドキュメンタリー作品。
元妻や子供、ミュージシャン作家がマイルスさんを語りつくす。
ジャズの帝王の人生、波乱万丈だった。

写真が幾枚も映るが、マイルスさんのぐりぐり目玉の凄さよ。
存在の大きさと思慮の深さと憂鬱。
複雑な思いをグイっとこちらに向ける、目ぢから強い。
そして、衣装でもパフォーマンス。
バリっと決めたスーツは超クール。
晩年のファンキーな衣装も面白い。
絵画も味があり、すべてが一流。

彼のトランペットを聴く時、その心情に少し寄り添える気がした。