たんぽぽさんの映画レビュー・感想・評価

たんぽぽ

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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

劇場公開時に行きそびれた作品。
配信されていたので、この度鑑賞。
10年近く前なんですね。
月日の経つのは早い。

どう転ぶかハラハラしながら面白い!とワクワク。
ところが、血まみれでエイミーが帰宅し
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ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

4.0

ゴッドファーザーパートⅢは未見です。
皆さんの感想からマイケルの最後を想像して、脳内で足しました。

あんなに才能を発揮していたマイケル、衰えていく。
アル・パチーノさんの息も絶え絶えな名演が光る。
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.0

ロバート・デ・ニーロさんが若々しく、スッキリしたイケメンでびっくり。
作品が1974年だから当たり前なんですけどね。
苦しい子供時代から次第に成り上がり、才能を発揮するヴィトー。
地域の人にも頼りにさ
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.0

皆さんは苦手な映画のジャンルありませんか?
私にはやくざやマフィアもの。
堅気な親からのすり込み教育もあり、良くない怖い気がしていた。

いつかいつかと思っていた本作、何十年も経ちやっと観られた。
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私がやりました(2023年製作の映画)

3.8

オゾン監督作品は「8人の女たち」以来かも。
気楽にアハハと観られるコメディ。

若き美人の二人が大人相手に作戦を挑む。
どうやったら売れる?
はったりやら証言やら色仕掛けやら。
多彩な技にこちらもニヤ
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.6

肩に力を入れず、さらっと観る事が出来た。
マットさんが見た目パッとしない中年ディレクターを上手く演じていて、好感持てた。
同僚などとの会話、何てことないのに楽しく見続けられる作り手の妙技を感じた。
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天守物語(1995年製作の映画)

4.0

シネマ歌舞伎 天守物語

姫路城は白く改装した時に見学しました。
神々しく美しいお城。
その天守閣を舞台に、透き通るような物語があるとは知りませんでした。

オープニングで、玉三郎さんの作品への思い入
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わたしたちの国立西洋美術館~奇跡のコレクションの舞台裏~(2023年製作の映画)

3.8

亡き父が美術鑑賞家で美術館に行ってはカタログも買い、書斎に積んでありました。
そんな環境で育ち、私も国立西洋美術館には親しみがあります。

普段は見られない舞台裏、学芸員さんたちの情熱やご苦労。
作品
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

5.0

ゴジラの大ファン。
特に一作目は幾度も観直し、尊敬しています。

そんなファンの期待どおり、音楽音響ひびく中にゴジラは現れる。
もう至福のひと時です、最高やなぁ♪
泳ぎ暴れるスピードすごく迫力満点。
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.7

キャラクター個性的、攻撃の種類も多彩でお祭り騒ぎ。
ガン監督好みの音楽も素敵。
サクッと観られて楽しかった。
スプラッター苦手なので、お腹に力入れて頑張って観ましたよ(笑)

ハーレイ・クインの活躍、
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宇宙人東京に現わる(1956年製作の映画)

2.5

タイトルの登場人物紹介のバックが印象的な”赤”
そして一つ目ヒトデのパイラ星人。
岡本太郎先生の素晴らしさに心を打たれた。

全てにおいて真面目に取り組む博士たち。
そして昭和の家族。
その頃は奥様た
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マーニー(1964年製作の映画)

2.8

前半のマーニーの盗っ人ぶり、さっそうとしていてカッコいい。
リッチで派手に買い物して偽名を使い、美人で洋服も似合うし、悪女にぴったり。
真面目で地味な私には無い世界を見せてもらい、非日常で楽しい。
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SAND LAND(2023年製作の映画)

4.7

夏休みにぴったり、分かりやすいし親子で鑑賞に最適。
王道のストーリー、メカも凝ってるのでパパも満足だと思います。

SAND LANDは素晴らしい所でした。
何てったって可愛いアクマ、ベルゼブブだし、
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断崖(1941年製作の映画)

2.5

前半のリッチなお金持ちの描写が長く、ハラハラし始めたと思ったらラストはあっさり。
何かの圧力で、ラストはああなったのかと思ってしまった。
そんなぐらい、もったいない終わりかた。

駄目男と別れられない
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

4.5

トランスフォーマーシリーズも観てきたが、圧倒的にビーストウォーズ押しです。
保育園児だった息子たちとビデオ録画で、幾度も楽しんだビーストウォーズ。
それが劇場で観られるのですから、行く前からワクワクが
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響け!情熱のムリダンガム(2018年製作の映画)

3.6

なんだっけ?ガンダム?
いえいえ違います。
ムリダンガムはインド音楽の打楽器。
そんなことも知らない私が、インド音楽への興味で鑑賞。

ムリダンガムの演奏もたっぷり見聞き出来ましたし、シタール、タンプ
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

4.0

前の話しからしっかり繋がり、次へ期待を持たせる。
中ほどの話しとしては良く出来ていた。

杏さん演じる紫夏が光っていた。
迷う嬴政を励まし、背中を押す姿には感動。
この作品の大きな見どころ。

そして
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⻘いカフタンの仕立て屋(2022年製作の映画)

4.2

日本でも仕立て屋さん、昭和の頃にはあちこちにありました。
私の父も背広やスラックスを頼み、仮縫した服を家で合わせて、それから完成。
子供から見ても、仕立て屋さんってカッコ良かった。

カフタンという晴
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シーズ・ソー・ラヴリー(1997年製作の映画)

2.5

なんだこれは、と思う反面見入ってしまう場面も。

良かった所は、ショーン・ペンさんがあっちの世界に行った演技。
本当にイカレていた。

不満な所は脚本と構成。
ワーワー騒ぐモーリーンを短く語って、エデ
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紅花の守人 いのちを染める(2022年製作の映画)

4.5

朝倉さやさんの歌も魅力だし、紅花ってどんなもの?との興味で鑑賞。
朝倉さんの歌唱でいっぺんにテンション上がりました。

山形の隣の新潟県民ですが、紅花とは何か全然知らない。
そんな私に丁寧に親切に、こ
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吸血鬼ノスフェラトゥ(1922年製作の映画)

3.5

ボローニャ市立チネテーカで復元した作品。染色版96分。

歴史的に価値ある作品。
ほり深くメークし長い爪長い衣装で現れる、ノスフェラトゥの恐ろしいこと。
百年以上経った今観ても、気味の悪いシーンの見せ
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パリタクシー(2022年製作の映画)

4.0

みずみずしい作品。
爽やかな気分にさせてもらえて、嬉しい。

主人公マドレーヌ役のリーヌ・ルノーさんの素晴らしさ。
こういう風に歳をとれたらなんて素敵。
羨ましい90代。
シャンソン歌手だそうで、歌も
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ビリディアナ(1960年製作の映画)

4.0

さすがヴァチカンを怒らせただけありますね。
こんな脚本あるんだと、くちあんぐり。
衝撃で頭クラクラしています。

信じる者は救われない。
努力は結果に繋がらない。
信仰って何?希望はどこ?

そんな救
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士魂魔道 大龍巻(1964年製作の映画)

4.0

円谷英二先生のファンとしてはもう!大満足。
オープニングの大阪城爆破も見事。
大広間?に火をつけどんどん燃やし(豪華なセットだった)、ラストの大竜巻の凄いこと、凄いこと。
わらの家を吹き飛ばすのはオオ
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大盗賊(1963年製作の映画)

3.5

頭おかしいのか?と言われそうな、空想物語を三船敏郎さんがマジに演じている所が偉い!
水野久美さんの姉御っぷりがカッコイイ!
ドラゴン○ールの亀○人の元ネタ?と思える、有島さんのエロ爺さんが笑えます。
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乱菊物語(1956年製作の映画)

3.5

私の一番好きな女優さんは八千草薫さんです。
高齢になっても美しく、何より品の良さに憧れていました。
その八千草さんが若くみずみずしく、長としてのオーラもあり、その姿に見惚れました。

お話しは無理が多
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亀も空を飛ぶ(2004年製作の映画)

4.5

子供の生命力、パワーをひしひしと感じた。
サテライトや足の不自由な子の前向きな生き方、凄いと思った。

そして、アグリンの悲壮感にも共感。
私も女性なので彼女の怒りが伝わってくる。

現実に戦争や紛争
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.8

素晴らしい音楽に包まれ、至福のひと時でした。
楽しかった、感動した。
そんな訳で、サントラCD買っちゃいました。
今ガンガン聞きながら、レビュー書いています。
もう最高~♪

ロケット大好きな私。
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奇巌城の冒険(1966年製作の映画)

3.0

忙しい頃に録画したシネフィルイマジカ、ゆとり出来て観直しています。

本作は三船さんの魅力満載。
やる気たっぷりアクション本気で、ハラハラ。
中丸さんの静かな佇まいと対照的、かみ合わない面白さ。
イラ
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カンフー・カルト・マスター/魔教教主(1993年製作の映画)

3.2

何が何だか分からない、豪華で大勢で爆発で。
その中でジェット・リーさんの純情さ、皆さんのアクションのキレの良さ。
ワハハと楽しく鑑賞。
続きは制作されなかったそうで残念。

津軽のカマリ(2018年製作の映画)

4.0

津軽三味線に興味を持ちコンサートやっていないかと探す。
会員になっている地元新潟の映画館で、本作上映とミニコンサートやっている。
二代目高橋竹山は女性だと知っていたが、同じ新潟県民とは知らず(上越だそ
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エルヴィス(2022年製作の映画)

2.5

題名「エルヴィス」でバズ・ラーマン監督と聞き、期待値を上げ過ぎました。
もし「エルヴィスと大佐」だったら、私が置いてけぼりにならなかったかも。
大佐が出過ぎてると感じて、気持ちがダウンしました。
もう
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.2

私の住んでいる新潟でも水俣病の方がおり、公害について少しは知ってるつもりだった。
しかしこの作品で本物の患者の写真を見て、何も知らないのと同じだったのだと理解した。

ジョニー・デップさんはじめこの事
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大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン(1966年製作の映画)

3.2

冒頭の黒部ダムの破壊、迫力ありました。
ガメラの見せ場。
パニックになってどきどきワクワク。

そこから話は一転して、ガメラはどこへやら。
悪い盗っ人連中がガヤガヤ揉める。
あきれるぐらいの悪人っぷり
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ガメラ対大悪獣ギロン(1969年製作の映画)

2.8

ギロンはナイフのようだからガメラを切りつけるのと思いきや、まさかの手裏剣。
もう大笑いしちゃいました。
ギャオスは切り刻めたのにね。

宇宙人のお姉さんのすご味がアクセント。
冷徹な演技にブルッとした
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ガメラ対宇宙怪獣バイラス(1968年製作の映画)

2.8

ガメラはお目々クルクルとても可愛い。
バイラスとの死闘も見ごたえありました。
お腹グッサリで大丈夫か!ガメラ。

その他は大人の事情なのでしょうか、以前の戦いとか宇宙船内のセットなど、さほど……な内容
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