マイルス・デイビス: クールの誕生のジョーのレビュー・感想・評価

後半期の演奏者、バンドリーダーとしてのマイルス・デイヴィスの演奏に何を熱狂したのか全然わからん…。前半期のジャズが好き。ドラッグと酒とタバコで自棄になったマイルスと関わった女性たちが感情的には見捨てず愛してると告げる気持ちもわからないけど愛し合った感情の未練だろうか。錯乱して殴る相手は身近な家族になりがちで、一般人ならここで終わるが、しかし音楽的才能によって多くの人に愛され尊敬され今も恋しがられる。才能が枯れ尽くすほど邁進した人生だろうが、存命なら今の音楽からも新しい音楽を作ったのだろう。