え~城定監督の私の童貞捨て作品は「ケイコ先生の優雅な生活」だったわけですが、「アルプススタンドのはじの方」を観る為に調べていたら、こちらがヒットしまして・・・だってこの監督のイングマール・ベルイマンって言われたら、もう何が何やら、で気になるじゃないですか・・・だって『ゆるい』事しか目に入ってこないんですよ・・・・
衝動的に、夫と愛人を殺して逃亡中の女は、ひき逃げに遭うのですが・・・というのが冒頭です・・・というか、なんかもう・・・
確かに今作もゆるい。ゆるい、としか表現できないし、なんというか、何処の誰に向けて作っているのか?全然分からない・・・
多分エロティックを求めるなら、エロい映画よりももっといろいろあるし、なんで映画でこのレベルのエロを作っているのか?全然分からない・・・
監督さんがこの女優さんのファン、という事しか理解が及ばないです。
エロいか?と聞かれたらエロい部分も多少はあるけど、なんか凄く笑いを含むエロみなので、あまりエロくない、という事になろうかと。
あ、確かに、ベルイマンの「第7の封印」の、これはオマージュとかインスパイアとかそういうのではなく、パロディです。
ベルイマンのパロディって言ってくれたら見なくて済んだのに・・・
多分私は「アルプススタンドのはじの方」は相当押される事がないと観ないと思うし、城定監督も、もういいや、という気になりました・・・