犯す女〜愚者の群れ〜の作品情報・感想・評価

犯す女〜愚者の群れ〜2019年製作の映画)

製作国:

上映時間:75分

4.1

「犯す女〜愚者の群れ〜」に投稿された感想・評価

大好きな城定監督作品やけど「花咲く部屋、昼下がりの蕾」がいまいちハマれなかったんでハードル下げて下げて鑑賞……めちゃ面白かった〜!やった〜!

浮気旦那をぶっ殺して逃亡中の女と、素人童貞の冴えないおっさん、事故の様に始まったふたりの情愛がエクスプロージョンすんよ!ドカーン!って話

めちゃキュンなやつ!めちゃキュンなやつ!ぺろぺろ
冒頭の血塗れ描写には、基本スタッフキャストくらいしか情報いれずに映画観る派のマシンボーイは、え?これサイコホラー系のやつ?城定監督のサイコホラー「マッドムービー」も「屍囚獄」もめちゃつまらんかったし大丈夫なん?なったんやけどな
麻木貴仁演じる警備員のポンコツっぷりとかめちゃゲラゲラしたしやな!後輩に舐められまくった主人公にめちゃイライラしたりやな!ヒロインってばコブタちゃんみたいな顔してんな、とかなんやかんやウキウキ観ていたんよ

でなでな、偶然知り合ったふたりの主人公とヒロインの関係に変化が起きるあの夜の事件、すなわち「トイレでシコシコしてんのバレバレなんだよ!事件」のことですね、もうヒロインの「あきらめないでよ!」ってやつが可愛すぎてマシンボーイも主人公のムラムラに比例してキュンキュンしてしまったわぁ!ってか最初は乳輪デカめのコブタちゃんみたいやな、思ってたヒロインが、この辺りからどんどん乳輪デカめのかわいこちゃんに見えてきたんよなぁ!ぺろぺろ

あ!ヒロインの子って「呪いの赤襦袢」で主演やった子かぁ、正直あの作品はおめこが死んだ魚臭い女の幽霊役のしじみが全ての印象かっさらってしまっていたんよなぁ、しじみ大好きやけど並の女優じゃしじみの前じゃ霞んじゃうっていう欠点あるよなぁ、あの吉沢明歩でさえ「エロ怖い怪談 イグアナ女」の時、完全にしじみに食われてたからなぁ!
でも本作の浜崎真緒ちゃんは良かった!ただ乳輪デカめなわけじゃなかった!メンヘラアル中女の情愛を全身に漲らせていてめちゃキュンした!

相手役の主人公はマシンボーイ的城定作品ベスト3入り確定と思われる「恋の豚」で豚ちゃんが恋するダメ男役だった守屋文雄さんです、本作でもダメ男役だけどめちゃ心優しくて応援したくなっちゃうキャラやったし、ここぞという時にしっかり男を見せてくれて良かったよなぁ!

そんなふたりの命懸けの恋にマシンボーイは久々にこれハッピーエンドにしてくれんとぷんすかやで!なったんよな!
え?殺人犯のアル中女にハッピーエンドなんか有り得んの?って…うん、なかなかハッピーなエンドやったような…、いや、そうでもないような…

あとな!あとな!
そんな主人公カップルの他にも最高なキャラクターいてん、ぺろぺろ
和田光沙演じる事務員さんとそのお兄ちゃんのコンビがめちゃイカレていて最高なんよ!くぅ…何が「おにいちゃんだいすき〜」だよ!ゲラゲラ、和田光沙もハズさねぇ女優やなぁ

そうな、そんなこんなでまぢサイコーな刺激性ラブストーリーやからみんなも是非キュンしてくれよな!
くぅ、「アルプススタンドのはしの方」もますます楽しみなってきたぞぉ!

そんなマシンボーイやけどな、明日は楽しみにしていたMumford & Sonsのライブなんやけどな、そう言えばマシンボーイってば最新アルバムのDeltaあんまり聴いてこなかったよなぁ!言うて数日前からひたすら聴き倒していたんやけどな…ちょい聴き飽きた感あるよなぁ!ゲラゲラ、はぁ…明日が楽しみ〜
浜崎真緒主演のエロVシネではあるが、あまり実用性はない。ただ、やっぱり城定を追いかけるのは楽しい。まるで石井隆作品のような展開を見せたと思えば、ここ数作で顕著だった涅槃のイメージの具現化に行き着く。
城定作品、相変わらず登場人物の実在感がすごい。守谷文雄は城定作品におなじみの低所得者。浜崎真緒の演じる人物の、恐らくは頭が良くないせいで損ばっかしてきたのだろうなということが透ける感じもいいし、細川佳央演じる人物の良心の無さと言ったら一刻も早く死を願うレベル。
脇役だと思っていた和田光沙にも背景の描きこみがある。そうやって登場人物に実在感を覚えたところであのエンドだから、ほかに類を見ない。しかし、去年『ミク、僕だけの妹』を見たときに最果てまで行ったと思ったのに、またその向こうに行った。次はどこまで行くのだろう。
m

mの感想・評価

4.8
エロスから離れた来春公開の「アルプススタンドのはしの方」でいよいよ多くの人にその名が知られそうな鬼才・城定秀夫監督の新作。「岬の兄妹」で注目を集めた和田光沙もこちらの予想を裏切っていく役柄で登場します。

なんと言うか凄かった、今回は本当に言葉に出来ない境地に辿り着いている。いつもの可愛らしくて心温まる城定節と久々のひりつくドス黒い方の城定節が交じり合いながら展開して、やがて生も死も、ハッピーエンドもバッドエンドも突き抜ける。ダークでチャーミング。喜んでいいのかどうか分からない祝祭感。整った感動ではなく無茶苦茶でアナーキーな混沌。

「ただいま、ただいま・・」「大丈夫、大丈夫・・」と自分に言い聞かせるように何度も小さく呟く主人公、そして彼が走りながら同じように呟く所、節々で彼女が「ずっと一緒にいよう?」「いま幸せ」と言う瞬間、彼が来たら崩すジェンガ、車中で笑っちゃう2人、壮絶な修羅場からシームレスに始まる誕生日祝い、素敵な瞬間がたくさん。シンクの下に潜っていく所だったり、奇妙な瞬間も印象深い。

不器用そうな浜崎真緒のチャーミングさ、守屋文雄のいつもの優しさ、予想を裏切る和田光沙の闇の深さ、外道なのに可愛らしい久保さん、二ノ宮隆太郎作品とかに出てきた細川佳央の清々しいまでの超絶クズ人間さ、と俳優陣も充実。

最後は本当に「アンダーグラウンド」的感覚があった、いまおかしんじmeets「アンダーグラウンド」的な。愚か者ばかりの登場人物達を包み込む祝祭感、そして弾ける彼女の笑顔と音楽。頭に焼き付く映画だった。
ILC

ILCの感想・評価

3.0
シンク下から幻覚の世界に行くのとかヤバいしレイプされた後、殺人の後に誕生日祝いは笑えたしラストは吹いたw
やっぱこの人天才だよな。
mingo

mingoの感想・評価

4.0
前から謎に言っているけどイーストウッドに対抗できる唯一の映画監督!城定監督の新作!もう守屋文雄も神の域に達して仏みたいな演技の素晴らしさ。細川佳央が守屋さんの頭しれっとぶっ叩くとこなんか凄すぎて凄かった(語彙力〜)わだみさちゃんなんてもうトークも素晴らしいし安定。
最後ラストシーン三途の川を渡って大団円になるとこ幽白みたい(そんなシーンないけど)で最高。とにかくオチが効いてるし、あんまり深く考えちゃうと駄目だと思う一本。固定概念から逸脱しユーモラスな城定ワールドの展開へ。ドントシンクフィール!最高!
biwacovic

biwacovicの感想・評価

5.0
ハロウィンの夜に。愚者の楽園。屍のダンス。スルッと笑えて泣ける。大きなスクリーンで観て良かった。素晴らしい。
imapon

imaponの感想・評価

4.0
城定meetsはままお!
これだけでも凄いのに、和田さん、守屋さん、細川さんとか最高。
「諦めないで」にやられる。
エロかわ、浜崎真緒
和田光沙の妹トレンド

衝撃のラストあり。
劇場で観るしあわせ。
殺人を犯した女と、彼女を車ではねてしまった男(たち)。たしかに愚かな人間しか出てこない。途中、台所の下から夢の中へ抜けていくところが面白かった。最後、大爆発してから輪になって踊るまでの流れも楽しい。