ヒデ

i-新聞記者ドキュメント-のヒデのレビュー・感想・評価

3.7
「今の日本のメディアは誠実さにおいてかなり後退した。安倍総理や他の大臣たちに質問するのはほぼ無理だ」

新聞記者・望月衣塑子と自民党政権の闘いを記録したドキュメンタリー。

記者会見でしつこいくらい菅総理に食い掛かり、国民のために真実を追求する望月。様々な妨害工作に遭いながらも、政権に不都合な真実を次々と糾弾していく。

個人的には作品のテーマとタイトルの意味が分かるラストが良かった。しかし途中のアニメは何だったんだw


以下、セリフメモ。


「なんか…私だけどうも名指しっぽいんですよね。望月だけはどうも(質問の)制限させたい(みたい)」

(デモで)「記・者・い・じ・め・や・め・ろ!記・者・の・質・問・妨・害・するな!Fight For True!」

「イデオロギーの違いとか、誰を支持するとかしないとか、どの集団に属するとか、そうした違いが本当に大切だとは思えない」

「主語を複数にした集団は熱狂しながら一色に染まる。一色に染まった正義は、暴走して大きな過ちを犯す。それは歴史が証明している」

「一人称単数の主語を大切にする。持ち続ける。きっとそれだけで、世界は変わって見えるはずだ」
ヒデ

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