このレビューはネタバレを含みます
「金はどこだ?」
左手に「HATE」、右手に「LOVE」と刻まれたイカれたキリスト教伝道師が、刑務所で絞首刑になった男の金を狙い、その男の元妻と再婚する話。
お笑いなしのホーム・アローンみたいな話。母親と妹が一瞬でパウエルに懐柔されたの、息子からすれば恐怖でしかなかっただろうな。ボートに乗って逃げるも、馬に乗って夜の街をゆらゆらと追っかけてくるのがとにかく怖い。最後犯人が無事捕まって良かったけど、なんでジョンは「やめて!」と言ったのだろう?
最後匿ってくれた猟銃おばさんはめっちゃいい人。
以下、セリフメモ。
「神よ。多すぎてとても殺しきれません」
「銀行を襲ったんだ。子供たちを飢えさせたくない」
「何の宗派だ?」
「全能の神と、私だけの宗派だ」
「言っていい?パウエルさんがパパになったら…」
「ダメだ。パパに誓っただろ!」
「世間はワシが殺したと思うだろう。だが見えたんだ、川底に彼女の髪がゆらゆらと揺れるのを…」
「どこに隠したんだ!」
「私のお人形の中よ!」
「子供には髪が与えた以上の力があるの。どんな運命も受け入れる」
(お金の入った人形でパウエルを叩きながら)「もういい!持っていって!僕はいらない!!」