ヒデ

狩人の夜のヒデのネタバレレビュー・内容・結末

狩人の夜(1955年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

「金はどこだ?」

左手に「HATE」、右手に「LOVE」と刻まれたイカれたキリスト教伝道師が、刑務所で絞首刑になった男の金を狙い、その男の元妻と再婚する話。

お笑いなしのホーム・アローンみたいな話。母親と妹が一瞬でパウエルに懐柔されたの、息子からすれば恐怖でしかなかっただろうな。ボートに乗って逃げるも、馬に乗って夜の街をゆらゆらと追っかけてくるのがとにかく怖い。最後犯人が無事捕まって良かったけど、なんでジョンは「やめて!」と言ったのだろう?

最後匿ってくれた猟銃おばさんはめっちゃいい人。


以下、セリフメモ。


「神よ。多すぎてとても殺しきれません」

「銀行を襲ったんだ。子供たちを飢えさせたくない」

「何の宗派だ?」
「全能の神と、私だけの宗派だ」

「言っていい?パウエルさんがパパになったら…」
「ダメだ。パパに誓っただろ!」

「世間はワシが殺したと思うだろう。だが見えたんだ、川底に彼女の髪がゆらゆらと揺れるのを…」

「どこに隠したんだ!」
「私のお人形の中よ!」

「子供には髪が与えた以上の力があるの。どんな運命も受け入れる」

(お金の入った人形でパウエルを叩きながら)「もういい!持っていって!僕はいらない!!」
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