i-新聞記者ドキュメント-の作品情報・感想・評価

上映館(10館)

i-新聞記者ドキュメント-2019年製作の映画)

上映日:2019年11月15日

製作国:

上映時間:113分

あらすじ

「i-新聞記者ドキュメント-」に投稿された感想・評価

望月さんがすごい。
途中で前のめりになって観てた笑

と言っても、難しい内容だからではない。
彼女の目線で、今大きな問題となっているニュースを分かりやすく紐解いてらってる感じ。
彼女が謎に思うことや、市民から聞いた小さな声も逃さない。
その行動力や原動力は何なのだろうか。使命感はどこから?っと思うと前のめりになっていた。

監督の森さんの映像角度とか編集とかずるいなってのもあった。望月さんのドキュメンタリーだけど、2人でインタビューしてる感じ。
ギャンギャン声の大きい望月さんと、森さんの穏やかな声とトーンの対比も含め、いい組み合わせだった。
森さんが見せたい望月さんが詰まっていて、声を上げ続ける望月さんから勇気をもらえる。
なんというか、思ってたよりは思想の偏りが全面に出ず、良いところもダメなところも含めた一人の記者を描いていたので興味深く観れた。

このあたりが、この監督さんのバランスの良さなのかなあと感心。なんだかんだで日本で数少ない劇場公開されるドキュメンタリー監督の一人。
深緑

深緑の感想・評価

4.2
菅官房長官の目の濁り具合や、麻生太郎のタレント性の高さ等見所多数ですが、劇場内の1番人気はダントツで籠池妻でした。

森達也の目線・編集を通すと、反吐が出るような世界でも吸い込まれてしまう不思議。

タイトルにある「i」の意味が語られる瞬間の、あの救われたような気持ちになる感覚。

それを味わいたいがために、自分は森達也の著作を読み、映像を観ているんだと思う。
あつし

あつしの感想・評価

4.0
やっと観れた。

隠蔽体質、のらりくらり、国民を欺き高を括っている。
いつの間にか閉鎖的になった政権に立ち向かう望月さんが際立つのは、他の記者が記者としての役割を果たしてないから。
本編でも言ってるけど、記者やメディアって本来どんな政権に対してだって疑問や問題点を指摘する役割を担ってるわけで、保守とかリベラルとかカテゴライズするのはちゃんちゃらおかしい。
そしてある意味国民の代弁者で質問している記者に対しての官房長官の姿勢はもっとおかしい。
他にも海外記者が語る記者クラブ制度、日本のジャーナリズムの疑問とか、森さんと警察官のやりとり、、もどかしい気持ちになる場面がたくさん。
最後は森さんらしい優しい言葉で締め括る。
(でも、違う方法で締めて欲しかった。)

個々の意思を持たずに流れに身を任せるイワシの群れのような社会ではなく、国民一人一人がi(一人称単数)で政権を監視し社会を作っていくこと。

特報の映像よりカットされてる箇所が多々あって残念。いつか完全版で出してほしい。
ちゅう

ちゅうの感想・評価

4.0
闘っている人は美しい


東京新聞、望月記者に密着したドキュメンタリー。
日本のジャーナリズムの問題点を浮き彫りにしている。

そもそもジャーナリズムとはなんなのか。
彼女の仕事を体感することでわかっていく。


監督はオウム真理教に密着した作品「A」「A2」を撮った森達也氏。
こういった、世間から誤解を受けてるような人に密着するのが好きなようだ。


新聞報道やテレビのニュースの情報だけだと望月記者に対してあまり良いイメージを抱けないかもしれない。
周りの輪を乱し、スタンドプレーで迷惑をかけている...
そんなイメージかもしれない。

確かに実際KYなところがあるので、一緒の組織で働いたら正直面倒くさいだろう、とも思う。

けれど彼女は新聞記者であり、ジャーナリストなのだ。
KYでなければならない。誰かが嫌がろうとも真実を追い求めなければならない。
イデオロギーの差異を超えて突き進まなければならない。


彼女は質問する。はぐらかされても、無視されても、妨害を受けても。時には脅迫を受けても。
彼女が質問し続けることで今の日本の現状がもはやコメディでしかないことが暴露されていく...


劇中で外国のジャーナリストが日本のジャーナリストに向かってこんなことを発言している。
今の日本のジャーナリズムはおかしい。
あなたたちは日本の民主主義が前進することに貢献していると言えますか、と。

この発言はジャーナリストに対してだけでなく響く。

僕がやっている仕事は社会を良くするために貢献しているのか、と。

おかしな現状を維持しているだけでは駄目なんだ、と。


闘うべき時には闘わなければならない。
それを彼女に教えてもらった気がした。
ハル

ハルの感想・評価

-
右か左かという話は結局結果論で、その結果も人によっていろんなグラデーションを持つ 自分がなにを正しいと思うか、なんのためにどんなことを求めて政治を見るのか、生きていくのか、そう考えた末に現政権支持かそうでないかは出てくるけど、でもそれですらも、すべての人をどちらかと分断して単純化できるものではない ひとつに染まった大衆は暴徒と化す ラストでのこのメッセージがこの映画のメッセージだったなと思った 右翼だからとか左翼だからとかではない、左翼政権になっても同じことをする ジャーナリストとしての望月衣塑子さんの信念も一貫性があって、よかった 
あまの

あまのの感想・評価

5.0
ずっと鼻血と涙が出そう!!!(森達也から君へ!)

日本会議ってよくわからんけど、学校の先生(安倍氏)に手当たり次第媚びて成績良いヤツの集まりって感じで鼻につくな!(笑)そっちのが生きやすいんだろうが、そっちのレールのが真っ直ぐガタンゴトンなんだろうが、人間味薄々でかったるいよ!(ウー!!!!!!)

今回は音楽やアニメーションという娯楽シーンがあって癒された

プロフィールに『胸糞映画が大好物です⭐︎オススメの胸糞映画あったら教えてください!』って人にこの映画をオススメしたい

ほんで最後に言いたいのは、籠池夫人のお好み焼き屋あったら多分通う!(笑)
ebifly

ebiflyの感想・評価

3.8
自分のような比較的右寄りの人間はそもそも観ない映画なので、評価が比較的高いのかな、とも思った。"俗に言う"リベラル派が好きそうな主戦場も観たが、i新聞記者の方が偏りはなく、陥れようという悪意は薄い。あくまで「こういう事実がありますが、みなさんはどう感じますか?」という問題提起でしかない。

基本的には全て知っている事実というか、政府はここまでわかった上でああいう振る舞いに徹しているから政治家なのであって、批判も込みでやっていることは間違いない。逆に、この映画を観て「そうなの?!」と思っている日本人が比較的多いということが怖い。こういう映画が必要なこと自体、日本人の政治無関心を象徴している。

あまりイデオロギー的になりたくないので、映画の純粋な評価を言えば、iというタイトルを付けた意味がメッセージになっていて、深い。制作者はどちらかに偏らせたいのではないことが、最後のメッセージからも読み取れる。どちらか一色に染まることが、一番怖いのだから。

そういった意味で、望月記者が悪意ある者に傷つけられることなく、メディアはこれからも権力の監視を続けてほしいと心から願う。

飽きることのない2時間を過ごせたことが、一番の収穫。面白かった。
i_新聞記者ドキュメント

面白かった、と簡単に言っていいのか難しい。
でもとにかく観れてよかった。

僕らは何か難しい事柄に直面すると、単純化して納得したがる。
この映画を観た後では、その単純化と潮流に無自覚にノルことの恐ろしさを思い知る。
そしてそこに抗う人がいた事を記憶に留める事だろう。

人間が本当に恐ろしく(そして扱いやすく)なるのは、「i」が「we」に変わる瞬間である。

果たして自分はどうだろうか…?
「i」を持っているのだろうか…?
帰り道で自問自答を繰り返してしまった…。
soogle

soogleの感想・評価

4.2
撮りたいテーマに合わせて撮ったのか、撮ってるうちにまとめていったのか。一人の報道記者を取りながら、社会の怖さを伝えるドキュメンタリー。
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