ｉ－新聞記者ドキュメント－のmiraのレビュー・感想・評価

社会派だのなんなのと関係なく、映画は編集であるを突き詰めたような映画でさいこ〜。叩かれるときにわざと顔を暗く映るように撮ったり、森が「初めて」首相官邸内に入れないシーンをさも待っていたかのように後ろから撮影したり作為的。アニメーションでも表現されるラスト付近の望月と森とのクロスカッティグのような、罵詈雑言もいい塩梅にバランスを取られている。森自身の政治観も語られるが、これもまたタイミングがよく、情報提示の巧みさに唸った。さすがの面白さ。