たな会No02

i-新聞記者ドキュメント-のたな会No02のレビュー・感想・評価

3.0
東京新聞の記者望月衣塑子を追ったドキュメンタリー。記者としての気骨はえらいもんでやはり問い続けること、手を緩めないことが肝要であると思いましたよ。そうしないと政権の膿を出すなんて夢のまた夢。それずっと追っかけて撮ってるにも関わらず、ラストの森達也のナレーションでみんなの頭で考えましょうなんてお花畑発言、ぬるいこと言ってんじゃねぇやいと思ってしまいましたよ。至極真っ当なんですがね。印象に残ったのは籠池夫婦でした。芸能活動したほうがよいです。あと記者の矜恃として、たとえ左翼が政権取ったとしても権力を監視していくんだという発言も印象的でした。あと元文科省の前川が、アベは国民を馬鹿だと思ってるすぐ忘れると思ってるという発言ですね。どちらも用意された言葉でなく自然と実感がこぼれているようで印象的でした。