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i-新聞記者ドキュメント-のNaのレビュー・感想・評価

3.9
マスコミ業界に限らず、社会に出た時に
「 i 」、一人称を保ち続けるのは難しい。

空気を読まず、はみだそうとすれば、後ろ指刺されて笑われる。見えない空気に踊らされている内に、正しいことがなんなのか?判断する力さえ鈍ってくる。

そんな隠居な空気を跳ね除け、産卵期の鮭が川の流れに逆らい、傷だらけになりながら川を登るように、常に自分が正しいと思った方向に突き進んでいく望月さんの力強さを感じた。

確かに政治部でもない社会部の記者が官房長官会見に出席する時点で、社内での調和大丈夫なのかな?と、心配になる点は多々あるけど、細かい記者クラブのルールなんて吹っ飛ばして、ご飯を貪りながら全力で仕事する姿が印象的だった。

"ウソ"も100回言えば誠になると信じている上様達にも、この仕事ぶりを見習って欲しいな。
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