さくち

きっと、またあえるのさくちのレビュー・感想・評価

きっと、またあえる(2019年製作の映画)
4.1
他人に負けるより自分に負ける方が辛い
息子の状態と、父の学生時代の状況を同時に進行する様が上手い。
友情の尊さとバカをすることの大切さがよくわかる。
失敗したものが負け犬になるわけじゃない。流れからして優勝するかと思ったが、負けから得るものがあると教えてくれる。大事なのは結果ではなく、そこまでに至る過程であることを伝える。
食べて飲んで生きろ。人生は短い。こんなわかりやすいメッセージはそうそうない。インド映画は根本的に他のとは異なり、圧倒的な力をくれる。今を楽しむ。これ以上のことは確かにない。元気がなくなった時は、ここに戻ってきたいと思える、そんな作品だった。
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