くり

MONOS 猿と呼ばれし者たちのくりのレビュー・感想・評価

MONOS 猿と呼ばれし者たち(2019年製作の映画)
4.1
凄いものを見せられた。
噂に違わず色々ヤバい映画。

人質のアメリカ人目線で観ると恐怖でしかない。まともに話が通じない感。
テーマは違うけど、『ボーダーライン』とか『悪の法則』とか『ノーカントリー』で描かれている不条理性に近いものを感じた。

組織内の不協和音とか人間関係の変化等、凄く繊細に作り込まれてるし、暴力の連鎖の末に成り立ってる全体構造なんかは凄く普遍的なものを伝えているような気もする。

映像面は「これどうやって撮ったん!?」の連続。絶対撮影大変。。そのお陰で凄まじい映像が観れました。
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