この映画は誰のための映画で、
一体誰が主人公なのだろう。
そんなこともはっきりとわからないように、
誰もが主人公かのように、
そんなことお構いないように、
まるで人生のように話が様々展開されていくのだ。
この映画は人生そのものであり、
人生はこの映画そのものであるとも思った。
何が悪かったなんてわからないし、
何なら良かったというのもわからない。
誰が悪いなんてのも無いし、
誰が良いなんてのも無い。
表裏一体。光芒一閃。諸刃の剣。
とにかく!
今は今にしかない。
今日も明日も大切な今を噛みしめる。
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この映画は私には合わなかったと思う。
見始めていくらか経った頃、
話の展開についていけず退屈した。
星なんて2くらいだなぁと思って見ていた。
そもそも音楽のプレイリストありきで考えたストーリーというところから、薄っぺらく感じてしまい結局のところ受け入れられていなかったと思う。
それでも3.3をつけたのには理由がある。
好きな映画には到底ならないが、それぞれのキャラクターから溢れ出る人間味と監督の想い、そしてとにかくエミリーに星を捧げます。
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