私は高評価つけようって思ったから、レビューみたら「おもしろかった」っていう人と「うーん...」っていう人がかなり分かれてて意外だった。
映画の色合いと音楽にモダンな美しさを感じた。おそらくこの映画のテーマ色である赤と青の幻想的で美しい色合いが絶望に変わるとき、その苦しみと不安と痛みと恐怖が一気に襲ってきて私自身もタイラーと一緒にパニックになった。
生きることの意味を問われる。一体この家族は何のためにお互いを愛し、タイラーは何のために努力してきたんだろう。彼女は何を望んでいたんだろう。ルークのお父さんは何を残したかったんだろう。
なんかこういう物語にこういう表現は使いたくないしましてやレビューに使うのはどうかと思うけど、とにかく「エモい」!
間違いなく個人的2020年トップ10映画には入れると思う。映画館で観たからこその見応えがあった。もう一回観るチャンスがあるんだったら観にいきたい。
まだ観ていない皆さんへ、精神安定してるときに観に行きましょう(笑)
ネタバレになっちゃうかもしれないのだけれど↓
予告や前半の雰囲気とは打って変わって、途中からどよーんとして最後もハッピーエンドでは終わらない(と思った)から、そういうのが苦手な人はあまり良い印象を持てないのかも。まぁ映画も好みが別れますしね...。素晴らしいことです