『WAVES／ウェイブス』（原題：Waves）
現在劇場にて公開中。
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「LOVE＝愛」は潮の満ち引きのように心を満たすこともある。
そして、どうしようもない喪失感を与えることも。
愛は「WAVES＝波」のように時に穏やかで、時に激しく残酷だ。
人間は厄介なほど激しいその二面性を持ってる。
10代の彼らにとってそれは不条理に相手を傷つける。
そんな傷ついた若者たちとその家族の絶望と希望を描いた物語。
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思春期の挫折、苦悩、葛藤。
穏やかだった愛が一瞬にして激しく彼を飲み込む。
これは僕たちにとって他人事なのだろうか。
我が道を振り返った時、10代の頃の僕は何度道を踏み外しそうになっただろうかと思う。
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彼だけじゃない。
若者たちは簡単にそれに飲み込まれる。
ある意味何色にも染まってしまう純粋な彼らは「自分のことしか考えれない愛」しか知らない。
そして、それは時に寄ってたかってSNSで軽はずみに相手を傷つける。
勘違いして欲しくないのが、これを「今時の子は、、、」という言葉で片付けてはいけない。
時代は変われど、10代の不安定さはいつの時代も変わらない。
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そんな感傷的かつ繊細なテーマを美しい映像と全編に流れる感情的な楽曲が彩る。
時に音楽が彼らのセリフとなる。
そんな新感覚の〈プレイリスト・ムービー〉をぜひ劇場で体感してください。
きっと、今まで経験したことない映画体験が味わえるでしょう。
