Nao

WAVES/ウェイブスのNaoのレビュー・感想・評価

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)
3.7
駆け込みで映画館で観れて良かった。
最近の大切な1本。
ぐるぐるしたカメラワークと断片が続くスピードある編集に前半は体力ないとキツいなぁと思いながらも、キラキラした日常からじわじわと悲劇に向かっていき、家族が立ち直っていく展開が前半と後半の2部構成で描かれていて、それぞれ魅力あるキャストの演技に涙した。
前半のタイラーのプレッシャーと挫折、怒り、愛するゆえの憎しみ、すれ違い、
後半のエミリー、優しい恋人のルーク、父、母、
それぞれが抱える苦しみに胸がしめつけられ、
エミリーの行動や言葉に熱くなった。

ラストの両親のシーンからエンディングのAlabama Shakesにかけてのサウンドも含めた編集大好き。
心に留めておきたい言葉がいっぱいあって、
次はDVDでじっくり観たい。
Nao

Nao