戦後の混乱から復興へ向かう昭和のニッポン。文芸雑誌の編集長・田島周二は何人もの愛人を抱える始末。このままではいけないと愛人たちと別れる決心をしたものの、優柔不断なため別れ話を切り出すことができずにいました。そこで金にがめつい担ぎ屋・キヌ子に女房役を演じてほしいと頼みます。実はキヌ子、泥だらけの顔を洗うと誰もが振り返る絶世の美女でした。こうして二人の “にせ夫婦” の企みが始まるのですが。。。
なんか昭和の喜劇を観ているようでコメディーなんだけどホッコリする作品に仕上がってます。また大泉洋と小池栄子の組み合わせは、なかなかの最強コンビではないかなぁ~これが初共演というのも驚きです😳
脇を固める面々も水川あさみ、橋本愛、緒川たまき、木村多江、濱田岳、松重豊と実力派が揃っていて凄いことになってます!
1つ気になったのがキヌ子のダミ声なんです。なぜ、あんな声にしてるんだろう?普通の声じゃダメなの?序盤はすごく違和感があり不思議だったのですが・・・
太宰治の原作の中で『キヌ子の声は鴉(カラス) 声』と記してあり、これがダミ声の理由のようです。おそらく咀嚼した結果、あのような表現になったのでしょう🤔