ものすごい実話だった。
友人家族のために2年にも渡って住み込みで看病、家事、育児をサポートするなんて、普通はあり得ないこと。
マシューもライターで比較的家に居られたのも幸いだっただろうけど、それにしても原題通り『愛』と言う言葉では足りないけど、それに見合う言葉が見つからない。
涙と鼻水でマスクなんてしていられないし、エンドクレジットが終わるまでに色々納めるのが大変だった。
映画館でミニ冊子が配布されたので、写真で3人の顔を見たり、背景や関係性が再確認できてまた深く理解する助けになった。
ただ、こんなに頻繁に時系列を入れ替える必要があったのかなという疑問は残った。
ケイシーは兄とよく比べられがちだが、立ち位置が全く違う。
フォルムや、ちょっとした仕草が似ていたりするが、ケイシーの切なそうな瞳と囁くようなハスキーボイスが唯一無二の魅力。
