megu

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONEのmeguのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「トイレを我慢出来る映画。」
同じ2時間半のインディ・ジョーンズと違って終始飽きさせないギミック満載の傑作映画!(笑)

『それ』に惑わされ『それ』の脅威をじわじわと思い知らされ、『それ』の正体のために多くの犠牲を強い、結局『それ』に翻弄されてしまう。
今作の敵であるガブリエルでさえ『それ』の在処を知らない。

最終敵に鍵をイーサンが手にするまでが『それ』の思惑だと考えると、恐怖すら感じる『見えざる敵』を表現しているところが過去作と圧倒的な違いを生み現代チックな問題提起の仕方が上手かった。

「Ⅳゴーストプロトコル」,「Ⅴローグネイション」,「Ⅵフォールアウト」を上回るMIシリーズ過去1作品を更新したと思います。

抽象的な『それ』って言葉がしつこいほど聞かされて嫌になるのと、『それ』が現れる水のコポコポした音がトラウマになる映画です。
実際トイレとかで流れる水のコポコポした音が『それ』に聞こえました。笑

イルサのフェードアウトは個人的にショックだったけど、それに代わってくるグレースの
終盤にかけての新たな変貌していく姿に痺れました。イルサと違う未完成な感じに魅力を感じました。
ただ、グレースの序盤はMCUのキャプテンカーターにしか見れなかったから、運転の下手さっぷりに笑わされましたw

part2の活躍に期待!
megu

megu