ぺんじん

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONEのぺんじんのレビュー・感想・評価

4.7
MIシリーズもいよいよ7作目。さすがにトム・クルーズも年を取ったし、ダニクレボンドもインディ・ジョーンズも一つの時代の終わりを迎えた…さておトムさんはどう生きるか…走る!走る!走る!そしてたまに空を飛ぶ!!還暦おトムがイタリアの街を大暴走!これはアクションシーンの満漢全席や〜。
CGはもちろん使っているけど、そこにおトムの身体を張った伝統的なアクションも入れているから、どこか懐かしさを覚える感じがGOOD。まぁこれはもうジャッキー・チェンですよね。やはりバスター・キートン→ジャッキー・チェンのコメディアクション大作を引き受けているのはおトムさん。
まぁクリストファー・マッカリー監督になってからはストーリーはあってないようなものなんだけど、もう胃もたれするぐらいのアクションシーンでウキウキしてしまう!あの鍵とかはもろにマクガフィンだし、正直鍵がどこにあってもあんまりストーリーと関係ないよ笑
前作とかと比べると今作はおトムさんの巻き込まれヒロイン感が強め。女性陣はみんな凛々しくてカッコいいですしね。今作はイーサンとベンジーのダブルヒロインだ!
まぁそれにしても最近のMIシリーズはカッコいい女性の描き方が上手いよな。トム・クルーズ自身はサイエントロジー信者で私生活バタバタしているのに、プロデューサーとしては女性へのフォローも忘れない兄貴肌のナイスガイなのはハリウッド七不思議の一つだよな。
よく分からないAI的な悪役エンティティにこれが人間でござい!と体を張って立ち向かうおトムさんがおかしくも楽しい!還暦であんな全力で走っている人あんまいないでしょ…ややや、ケッタイな!!
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