このレビューはネタバレを含みます
トムの作品の中で1番好きなミッションインポッシブルシリーズ。
シリーズは全て鑑賞済みだが、映画館で観たのはゴーストプロトコルから。
オープニングのあのテーマ曲は控えめに言って最高過ぎるし、今回も今までにないアレンジでとても良かった。
素敵に年齢を重ねながらも、毎度スタントを使わず物凄い身体能力を見せてくれているトム。
今回もバイクで崖から落ちるシーンは涙が出そうになった。
音楽が止まり落ちて行く風の音だけが聞こえ、パラシュートが開くまでのわずかなシーン…本当に本人がこれをやっているのかと思うとスタオベしたくなる。
そして3作続けて出演していた美しいイルサが死んでしまった。
映画や物語における男女間に必ずしも恋愛は必要ないとは思うけど、それがイルサの存在を軽薄なものにするだろうか？
都合よく現実味がない物語にしないため、は分かるけど、イーサンとイルサはきっと、お互いに恋愛だけじゃない同志のようなかけがえのない存在だったはずなのに…。
昨日本作を鑑賞後、アマプラでローグネイションのイルサとの出会いを見直して、イルサが提示した選択肢の「一緒に逃げて普通の生活をする」を選んでいたらと思わずにいられなかった。
イーサンはもう、世界の為に自己犠牲を払わなくていいので依頼を聞かずに逃げて幸せになって欲しい。
今後、イーサン、ベンジー、ルーサー、ブラントの誰かが死にませんように。
今回も3時間近くもあるのに中弛みもなく全集中で楽しめた。
次回作も待ちきれない。
