ミッション：インポッシブル／デッドレコニング PART ONEの狂王キシリトールヴィヒ2世のレビュー・感想・評価

はっきり言って良くはないと思う。かなり退屈な会話とかいまいちパリッとしてないアクションとか多い。でももうトムクルーズってアステアの領域にいるんだよね。アステアの映画がつまらないからアステアはだめだとはならないようにトムクルーズの映画がつまらないからトムクルーズはだめだとはならない。逆に考えればだめなイーサン走りがあるのも全ての素晴らしいイーサン走りを引き立てるためにはありなのではないか。前半のよくなさもまあ映画の化身であるトムクルーズが砂漠と馬を愛でているという事実だけでありがたいことです。バイクで岩山走ってパラシュート使ってからの列車のくだりは文句なく良くてダイナミックエントリー最高だし走行中の列車の外壁でなんやかんやするのが最高なのは伝統として映画史が証明しているし暴走と落下は全ての答え。