コリーニ事件のkazunのレビュー・感想・評価

何とも重いテーマの作品でした。

コリーニは最初から未練はなかったということなんですね。
家族は皆いなくなったのですから。

弁護士に対しても、自分の減刑などについてはもう興味はなく、ただ一点、正義を示してくれたらそれでいいと、それだけなんですね。
そこに行きつくまでの人生を考えると言葉がありません。

それでも私は最後のあの選択はしてほしくなかったです。
お父さんが迎えに来てくれるまで待ってて欲しかったです。