あろわ

コリーニ事件のあろわのレビュー・感想・評価

コリーニ事件(2019年製作の映画)
4.3
フィクションだけど、ある意味ではフィクションじゃない。本作のように、ドレーアー法【ナチ犯罪の幇助犯(命令に従って犯罪を犯したと主張する人々)の時効を短縮させた、ナチスを守る法律】により刑を免れた犯罪者に報復したいと思っていた人は、きっとたくさんいる。

原作者は自身も弁護士であるフェルディナント・フォン・シーラッハ。作品が発表された後、この法の抜け穴に対してドイツ政府が調査委員会を設置したそう。

まだまだ知らない歴史がたくさんある。。。
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