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エスケープ・ルーム2:決勝戦のatamatamaのネタバレレビュー・内容・結末

2.8

このレビューはネタバレを含みます

前作があまりハマらなかったから、何も覚えてなかった。だから、前作のおさらいから始めてもらって感謝です。

前作の生き残りの、ゾーイとベン。

物語冒頭、ゾーイはカウンセリングを受けている。ソーンズ先生は、ゾーイの恐怖、飛行機へのトラウマを解決しようとする。そこでゾーイは、前作に出てたアマンダの事を話す。ソーンズ先生は、ゲームの事を信じてはいないが、「その思い出は宝になる」と言う。

ミノスの事を追うゾーイとベンは、謎を解き、マンハッタンへと向かう。ミノスの本部があるであろう場所で、ホームレスに、母親の形見のコンパスを取られ、追いかけ、地下鉄へ。ホームレスには逃げられる。しかし、そこで新たなゲームへと参加する事になる。

同じ車両に偶然乗り合わせた6人。その車両だけ切り離され、車両は車止めに突っ込み、停車。ゲームが開始される。

偶然乗り合わせたかに思えた6人は。皆過去のエスケープルームの生き残り達。地下鉄での生き残りを賭けたゲーム。

その6人は、ゾーイ、ベン、インフルエンサーのブリアナ、牧師の酔っ払いネイト、冷静な判断レイチェル、そして、妻の誕生日を祝いたいマッチョマン。勿論、唯一名前が分からない、その上愛を語るマッチョマンはここで脱落。電光掲示板には「おかえり」

次のゲームは、タイムリミットは10分。銀行での謎解きレーザー避けゲーム。ここでベンのウザさがアップ。ただの酔っ払いの自己中マンかと思いきや、誰よりも勇敢なネイト。空回りはするけど。このゲームでは、全員が生き残る。何もしてないベンが、ネイトをこれでもかと責め立てる。ゾーイにかっこいい所を見せたいのだろうか。

次のゲームは、ビーチで謎解き。ヒントを沈めにくる鬼畜仕様。ここでも、レイチェルが沈みそうな所を、勇敢にネイトが助けるが、代わりにネイトが沈んでしまう。勇敢なネイトに黙祷。謎を解き、出口が出現するも、出口が2つ。何を根拠にしているのか、ゾーイが「こっち!」レイチェルとベンが後を追う。ブリアナはもう一つの出口へ。ちんたらしてたベンは逃げる事が出来ずに退場。ベンというキャラクターを、あっさり終わらす訳もないので、(あぁまた出てくるんやろうな)と確信。

次のゲームに行く道中、レイチェルは遺伝子の異常で、痛みを感じないキャラだと分かる。出口から出ると、そこは、酸の雨が降る新たなステージ。そこでブリアナと再会する。ゾーイの戦犯加減に爆笑。何とかゾーイは助かるも、ブリアナ、レイチェルは、酸の雨に打たれ退場。

助かったゾーイは、そこで、前作で死んだと思っていたアマンダと再会。あれだけ振ってたら出てくるだろうなと、あまり衝撃も無かった。このゲームを作ったのは、娘を人質に取られたアマンダと分かる。そこで、やはり生きてたベンを人質に取られ、アマンダと同じ様に、作り手側に回る様言われるも、ゾーイはそれを拒否し、ベンが入れられた水槽を破壊し、無事3人脱出。

警察署で、アマンダが証言し、エスケープルームの存在、ミノスの存在が明らかに。実は前々からミノスを追ってた、FBIやインターポール。やはりミノスの手の者だったホームレスは、逮捕され、取られた形見を取り返す。

そして飛行機で帰るゾーイとベン。そこで、ソーンズ先生のアラーム音が。何か嫌な予感がするゾーイ。しかしそこには、似てる老婆が座っていただけ。しかし、ソーンズ先生が言っていた事を思い出すゾーイ。「何でもヒントに思える」その時にソーンズ先生が出していたアイテムが。裏側にはソーンズ先生が。冒頭からしっかりネタを振っていた。そしてまた、ゾーイは終わらないゲームへと……。


ゲームは確かに面白いけど、気になる所が多い作品。

まず、どうやって同じ車両に、ゲームの生き残りだけを集めたの?ゾーイとベンは誘導されてたから分かるけどさ。他は?あれはたまたまよな。攫って無理矢理参加させるならまだしも。

んで、前作もそうやったんやけど、生き残らせたいのか、確実に遊んで殺したいのか、分からんわ。一つ目のゲームも、ヒントを置くなら、ヒント見れなくなる状況はあかんやん。途中で電撃アップは、無理ゲー過ぎるやん。今回でハッキリしたけど、一つのゲームに、段階作るのはあかんやん。グレードアップで追い込み掛けるんは違うからな。

皆んなの自己紹介の時、何故レイチェルは素性を明かさなかったんやろう?レイチェルが怪しいですよって目配せやんな。結果的にはそれがミスリードやったけど。

次の銀行のゲームも、10分の制限時間があるのに、謎解き何個も用意するのはな。全員IQ高すぎるやろ。ここでベンのウザさがアップしまくるから、きっとベンの自己犠牲オチかなと思った。

ビーチのゲームでも、かなりレイチェルの意味深なカットあったよな。あれは、ミスリードとしておかしいよな。あれはだって誰でもレイチェルが怪しいと思うもん。でも、「実は違いましたー!」ってする訳やん?でもコレはさ、ミスリードじゃなくて、肩透かしじゃないかな?「え?あの意味深なカットは?」「意味なかったん?」って。ここでもヒントを沈める鬼畜仕様。

結局次のゲームで、ブリアナとレイチェルが退場。レイチェル何やってん。痛覚が無い設定も必要やったか?

ラストのさ、ソーンズがミノス側やったんかー!ってのさ、アレは何を振ってたん?あのアイテムとかは、何を意味するヒントやったん?ゲーム中に分かるなら、裏でソーンズ先生が…!ってなるけど、裏にいたのはアマンダやし。全部のゲームが終わって、飛行機に乗って、ソーンズが!ってなって、だから何んなん?じゃあそもそも、あのゲームは、ゾーイを確実に生かして、ゲーム終わり疲れるやろうから、飛行機乗るよねーって事なん?何の為に?ミノスは、ゾーイに何を期待してんの?意地でも作り手側に入れたいの?何で?てか前作とオチ一緒やし。

前作同様、やっぱり好きになれない映画やったかな。ツッコミ所が多い。負けて生き残れる奴と、死ぬ奴。それは何んの差があるん?人質の有無?何がしたいかよく分からんな。どうなったら正解かも分からん映画やな。

追記

別のバージョンもあるんや。どうやら内容全然違うらしいな。それってどうなん?wいちいち見やんかな。こんなややこしい事するから、レビューも、通常版と特別版ごっちゃにしてる人いっぱいおるがな。そこで特別版のネタバレ見てもうたわ。たまらんわホンマw
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