花と雨の犬のレビュー・感想・評価

ラップシーンを一度も最後まで見せずに端折ってしまうため最後のカタルシスに繋がるであろうライブシーンでさえ吉田が上手いのか下手なのか成長したのかなどがよく伝わってこない。売人としての側面に重点を置くことはまあ良いとして(映画としては詰まらないし逃げてるけど)、せめてバトルシーンくらい判定まで見せて敗北/挫折を描いてくれ。笠松将は言わずもがな良い役者です。