試写会で少し先に観させていただきました。⚠️具体的なネタバレはありませんが、全体像を知りたくない方は読まないで。
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街のお洒落な花屋さんの花を通して、ラーメン屋、美容院、小さなコミュニティを行き交う物語。
人が人を好きになる繋がりという面では今泉監督的な表現でしたが、今までの作品に比べて随分ストレートな印象を受けます。
ストレートな中に照れくささはあり、自分の気持ちと向き合う女の子たちが可愛らしい。特に宏美のシーンが好きでした。
対照的に大人サイドの好きは妙に滑稽で、それがいいアクセントでもあります。
登場人物たちの緩やかにボーダレスな関係性には理想を感じますし、花屋の夏目さんがその中心で受けとめる役割なのかな。
主人公を田中圭さんが演じる事で少し違和感を受ける面白さは監督キャスティングならではの技だなと。あと、彼が演じる事で笑いが増えたのかな？と私は思いました。
年始公開ですが、今泉監督版クリスマス映画のような。シネフィルまでいかないけど、小さい頃観たことあるようなノスタルジーを感じる映画なのでは？？
