今泉監督作品は
届きそうで届かない距離感の人間たちや
距離的には届いているのに
想いをうまく届けられない人間たちが
なんだかもどかしくて切なくて
哀しくて、でも愛でいっぱいで
よくわからない感情で胸がいっぱいになって
っていう作品が多くて
それがとても好きなんだけど、
今作はそんなにこんがらがらないというか
わりと、単純な物語のように感じた
と書きつつも、
恋なんてのは、好きなんてのは、
思ってるより単純なことなのかもしれないけどね、
誰かを好きになる
好きな人にも好きな人がいる
恋なんて、ほとんど一方通行だし
好きなんて、めったに返ってこない
それでも
誰かを想って
花を添えて
好きと伝えることができるのは
それだけで最高に甘いことなのかもしれません
甘くて、強い
そんな片思いたち、
好き、って、ほんとうにキラキラしてる