田中圭がとにかくかっこよくて、可愛い。だから好き。そんな映画。
バスケ部の先輩、宏美役の志田彩良など、若手のキャスト陣など、キャスティングがいつも今泉監督は素晴らしい。
ともさかりえの"告白"シーンは笑ってしまうほど、真面目でよかった！
告白って、一方的なもので、自分自身を納得させる、自己満足なものなのかもしれません。
卒業間近の3月に告白するのではなくて、12月に告白した女子中学生の子たちの話が心に残りました。
断られたら、たしかに気まずい。。好きな人に、ちゃんと伝えて、それを受け取った側はちゃんとその気持ちを受け止める。
「ありがとう。でもごめんなさい。」
点で終わるのではなくて、それがきっかけで距離が縮まって、お互いをより知れる機会になるかもしれない。打ち明けること、めちゃくちゃ勇気のいることですが、その気持ちを体現してくれるのが、"花"で、そっと背中を押してくれる存在なのかもしれません。
閉店したラーメン屋でもらった花を受け取るお客さんたちの笑顔が素敵でした。（はじめおっちゃん、このタイミングで入る？と思ったけど、いい人なんですよねー）
