邦画のダメなところが出てるかなと思います。
延々と説明してくる台詞。
何も考えず観る分にはいいが、これを映画にした意味はなんだろうか。
残念ながら登場人物の誰にも感情移入できない。
40手前の寡男からしたら、彼らがあまりにかけ離れているからかも知れない。
ただ、星が2つしかつかない理由はそこではない。
学校の屋上でお弁当を食べている場面が許せない。日本のドラマあるある、邦画あるあるをまたやってしまっている。
休憩時間、屋上を自由に出入りできる学校、というのは少ないだろうし、不自然なロケーションだ。
お弁当を食べるにはいいが、地面に直接座って、飲み物を用意している様子がない。ペットボトル入りのお茶も水筒もない。明らかな手抜きに見えて冷めた。
どうでもいい些細なことかも知れないが、感情移入できず物語自体が弱い、細かいところばかり気になってしまった。
「愛がなんだ」の予習のために観たが、後回しになるだろう。期待できる作品は他に無数にある。
