背が高いという事実だけでジョディを女の子扱いしないクラスメートと、ジョディの本質的な良いところを理解して傍で支える周りの人との対比が目立つ。
ジョディにはコンプレックスを肯定してくれる素敵な家族や親友、幼馴染がいるのに自信を持てないのがいかにもティーンらしい。
世の中には背が高いことを気にしない人もいれば、寧ろ好きな人もいるし、ジョディくらいの身長が普通の環境もあって。
しかしこの年頃は、今でこそネットで他の世界を知ることができるけど、まだまだ自分の住む環境が全て。
恋愛を通して自分に向き合い、自分にしかない良さを知ることで、周囲の人間との関係や自らの振る舞いも大きく変わる。
よく長所は短所でもあるなんて言うけれど、どうせ変えられないものならあるものでどうにかするか、良い方向に捉えられるよう変えるしかない。
そんなメッセージ性のある物語だった。
そして、幼馴染が牛乳の箱を持ち歩いてるのはなんで？笑と思っていたけど…
大事なシーンの直前でようやくピンときた(笑)
