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失くした体のdrophamのレビュー・感想・評価

失くした体(2019年製作の映画)
4.0
パリのとある医療施設から突然切断された手が逃げ出す。もう一度自身の身体とつながりたい手は、身体の持ち主である青年ナウフェルをさがす何かに触れる度に記憶がよみがえる。ナウフェルの幼少期や一目惚れした図書館司書のガブリエルと過ごした日々など。その記憶に基づきストーリーは展開する。
何らかの事故で切断された手が持ち主をさがし旅をするシンプルでシュールな内容だけれど、手が持ち主のところに必死になっている姿がとても心打たれました。舞台はパリだけれども何故か日本っぽい雰囲気もありました。
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