このレビューはネタバレを含みます
両親を事故で亡くした(自分が事故の原因?)、引き取られた家とうまくいかない、引き取られた家にいる歳が近そうな男性(以下“義兄弟”はチャラそうで合わない、バイトもうまくいかず怒られる、配達中に事故る、配達が遅れたことを謝らない。
全部環境や人のせいにして、自分は可哀想な境遇にいる/不運だくらいに思ってそうな主人公。事故った後に配達した先の女性が自分の容体を気にしてくれたことであっさり恋に落ちる。その後彼女に執着し最終的には気持ち悪がられる。
やさぐれて義兄弟のいるパーティーに行き、義兄弟は彼女との関係を察して慰める、けどそれに気づかず揶揄われたと思い腹が立つ、その後パーティーに来ていた別の参加者に暴行し義兄弟が止める。
悪い奴・チャラい奴だと思い込んで嫌っていた義兄弟は意外と普通なのではないか?
主人公は何もかも嫌々フィルター・自分は不運フィルターを通して見過ぎているように見える。
そんな面倒くさい部分を切り落とした腕と一緒に無くしたのか、最後は勇気を出して一歩先に進めたようなシーンだった。
話はさっぱりでもなく凄い面白いわけでもなく、少し眠くなるが一応前向き映画だと思う。