このレビューはネタバレを含みます
(雑な感想)
人生の始まりも悲しくその後も何かと悲しいことが連続にふりかかる。日本ではあまり馴染みのない養子縁組の強制送還問題が描かれた映画。見ているこちらも悲しくなった。
アントニオも奥さんも子供も誰も悪くないのが悲しい、どうにもできないもどかしさで悲しさが増す。置かれた環境の影響力が大きい、頭ごなしに異民族や移民・難民を嫌う人の怖さがあった。
少し不思議なカメラワークとエフェクト、静かな感じで話は進む。
最後にジェシーが放った言葉と手がすごく寂しく印象的だった。